国内・海外の建築文化遺産に対する体系的な調査と研究を行い、伝統建築文化の研究基盤を構築している。また文化遺産の保存管理の政策を確立するための学術的・技術的支援を行っている。こうした趣旨にもとづき、伝統建築に関する学術研究、復元整備研究・重要文化遺産の安全点検、報告書・資料集の発刊などを進めている。
伝統建築の調査
体系的な研究を通じ、伝統建築の現況と歴史を整理・記録し、原形の保存に活用するための事業である。
復元および補修技法の研究
伝統建築研究によって集積された様式・技法に関する資料を活用し、建築文化遺産の補修・復元のための様式考証・復元設計などを支援するための事業である。
海外調査
木造・石造建築物の調査資料と伝統建造物の建造技法調査資料を収集、分析、研究し、対象物の原形を考証する事業。