紹介

復元技術研究室は2005年8月16日に新設された。文化遺産の復元のための技術・材料の開発、保存技術の普及、海外からの研修などを主な業務とする。2005年から2008年までは保存科学センターの設立にかかわる業務を、2009年からは復元技術研究室ならではの本格的な業務を行っている。

沿革

2009 ~

復元技術R&D遂行


2008. 12. 9

文化財保存科学センター新庁舎へ移転・竣工式


2006. 12. 5

文化財保存科学センター起工式


2005. 8. 16

復元技術研究室を新設



復元技術開発研究

文化財の保存・復元のための技術および材料に関する研究開発事業を2009年より行っている。文化財の復元に必要な基礎資料として、損傷の原因と劣化の過程を究明し、復元材料と技術の研究開発により、実際の遺物の保存・復元処理に適用できる方法を提示する。


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調査・モニタリング

生命科学技術を利用し、木材、石材、金属などの文化財の生物学的被害を予防し、紙類、繊維類のような有機質文化財の生物・科学的影響力に関する科学的研究を行っている。


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保存倫理規範基礎研究

保存倫理規範は文化遺産を保存・復元する過程において、段階別に保存担当者が合理的な意思決定をする上で参考になる基本的な職務マニュアルである。


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保存技術の普及

金属、木材、紙類、織物など、文化財の材質別に適用された保存技術と材料、その成果を体系的に整理し、その結果を保存関連機関に提供する。

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