研究現況
紹介
保存科学研究室は文化遺産の材質、構造、成分、保存環境に関する科学的研究を行い、韓国の伝統技法と先端科学技術による保存・修理・復元方法を研究・開発する。このような文化遺産の自然科学的研究結果は、考古学、美術史など様々な関連学問分野において幅広く活用されている。
沿革
2011
第4次韓・日文化財保存国際共同研究(2011~2016)
2010
脱酸素処理技術を適用した有機質文化財の消毒方法特許登録(特許0987036)
2009
韓・蒙「文化遺産の研究と保存」共同研究プロジェクト実施(2009-2011)
韓国原子力研究院との業務協力了解覚書(MOU)締結(2009-2014)
2008
保存科学センター新庁舎移転
2006
文化財保存科学研究開発(R&D)事業実施
2005
第3次韓・日保存環境国際共同研究(2005~2010)
敬天寺10重石塔保存処理10ヶ年計画完了、国立中央博物館に移管
フランス古文書保存センター(CRCDG)と記録文化遺産保存のための
共同研究協約締結
アジア圏保存科学協力過程(ACPCS)新設
2004
大田、大徳研究団地へ新庁舎移転
文化財保存用防虫・防菌剤開発(特許登録第0421538号)
保存科学研究室、土壌分析分野新設
2003
文化財保存用防虫・防菌剤商品化=保存bozone
2002
保存科学研究室、壁画保存分野新設
2001
丹青顔料の開発(特許登録第0304061号)
保存科学研究室、遺伝子分析分野新設
2000
第2次韓・日保存環境国際共同研究(2000~2005)
1998
保存科学研究室、熱発光年代測定分野新設
1995
敬天寺10重石塔保存処理10ヶ年計画開始
第1次韓・日保存環境国際共同研究(1995~2000)
保存科学専門実技教育実施
1992
保存科学基礎研修教育実施
1991
保存科学研究室、放射性炭素年代測定分野新設
1980
保存科学研究集発刊開始
1975
文化財研究室、国立文化財研究所へ拡大
国立文化財研究所、保存科学研究室新設
(石造物保存、保存生物、保存環境、金属保存、保存分析)
1969
文化財管理局、文化財研究室内保存科学担当者2名着任